禁煙したいのに病院が新規患者はダメって

日々のストレスをやわらげるため、ヘビースモーカーと化している友達がいます。
でも本人は禁煙外来に行きたがっています。
地元の病院5軒ほどに問い合わせたんですが、電話で断られました😢

ファイザー製のバレニクリン(チャンピックス)が製造中断しているから

2021年7月、チャンピックス錠1mgの一部に発癌性物質「N-ニトロソバレニクリン」が基準値を超えて検出されたことから、ファイザーが自主回収する事態になりました。
（ファイザー㈱の通知はこちら）
当面の間、他社製品で治療をしてくださいという状況になってから半年です。
多くの病院が禁煙外来の新規患者の受け入れをストップしたままのようです。

ファイザー社によれば供給再開は2022年後半以降になる見込みとのことですが…。
…(　= =) ﾄｵｲﾒ目

他社製品とはニコチンパッチ(ニコチネルTTS)のこと

でもバレニクリン(チャンピックス)のほうが需要が高いんですね。
柏木内科医院がサイトに載せている比較表によれば、
「バレニクリンは喫煙による満足感もおさえます。
ニコチンパッチ(ニコチネルTTS)を使うと禁煙の成功率が約2倍、バレニクリン(チャンピックス)を使うと約3倍高まります。」

成功率がニコチンパッチのが劣るわけか。なるほどねー。
病院からしたらバレニクリンのほうを採用したいわねー。

日系メディカル「チャンピックスなしでも禁煙外来は継続できる」という記事では、日本禁煙学会理事長の作田学氏が

「禁煙外来休止で行き場を失っている患者のために、バレニクリンなしの禁煙治療に取り組んでいただきたい」

と発奮を促していました。
早めの再開をぜひぜひ～🏥💦