犬と旅したくなって冬の北陸に行ってしまいました(富山ブラックと衝撃的なホテル編)
富山に着いたらすぐに
日向さんおすすめの富山ブラックをぜひ食べようじゃないか!
と言いつつお店を決めないまま、
とりあえず富山駅前までやって来ました。
マップから勘で選んだのは「ガッツリ!えびすこ」というお店。
JR富山駅前がよく見えるお席を陣取りました。
雪をかぶった路面電車がいい感じです。
北九州市にも昔は路面電車が走っていたんですがねぇ。
レトロな観光アイテムとして残しておいたらよかったのにと思う。
お店のお姉さんが運んできた富山ブラックは、
おお、確かに真っ黒よ!
お冷の水差し置き場に張り紙があって
「塩辛いときはこちらをどうぞ」
ポットが横に置いてありました。
そんなにしょっぱい味なのかな?
恐る恐るすすってみると…
うーん、かなり濃い(笑)
彼氏さんは二口ほどすすってすぐにお湯を足しに行きました。
「これってラーメンに属するの?」
と画像をSNSにあげたらすぐに
「別の食べ物と思ったほうがいいよ」
と友人がコメントをくれてました。
そうなんや!
ラーメンでないラーメンなんだな、複雑だ。
チェックイン時間も近づいてきたので予約したホテル草津へ。
頼むからよい宿であってくれ🙏
ホテル草津は大型トラックが何台も停められるお宿。
広い駐車場が売りです。
それがドカ雪で埋まって雪原と化していました。
道路と敷地の境界線がさっぱり見えない💦
こういう時やたら強気な彼氏さん。
「ええい! 入ってしまえ!」
雪の深さも考えず駐車場に突っ込みました!
…が、タイヤの回転が止まってしまった。
雪かきしていた近所のおばさんが「それは無理よ~」と大笑い。
彼氏さんも「やっぱり~?」と大笑い。
酷使されてかわいそうな私の日産ノート🚗💧
そのおばさんにホテルの正面玄関がどこか教えてもらったら、
ほんの数十m戻った所でした。
雪が邪魔で方向転換できないので、
ぐるっと住宅地を一周してやっとホテルに到着しました。
正面玄関前には雪でリーゼントになったワゴン車が。
マジもんで積もってるぜぃイエーイ!
「いらっしゃいませ」と出迎えてくれたのは、
瘦せ気味の高齢の女将さん。
さっき電話で話した方でした。
「今回は本当に助かりました_(._.)_」
とお礼を言いまくりながらチェックインしました。
引用元:Rakuten Travel
部屋に案内される段になり、
女将 「ワンちゃんは廊下を歩けないので台車に乗せて運びましょうか?」
エントランスまで台車がガラガラやってきて、
リリーの目の前に置かれました。
リリー、当然ながら固まる。
そして震える。
「ピョンして乗ってごらん?」と誘導したものの
無理なことはわかっているんです。
普段台車に乗らないのに急にはできないよねー↯↯
こういう時やたら強気な彼氏さんが
リリーを背後からガバっと抱き上げました!
そして!
ずり落ちないうちに廊下を早足で駆け抜ける~!
私も両手に荷物を引きずりながら追いかける~!
リリーはヒ~ヒ~泣く~!
抱っこは子犬のとき以来だったリリー、
嬉しくはなかったよね、たぶん。
女将 「トイレがついているお部屋を用意しました。
室内ではワンちゃんもご自由にお過ごしください。」
そうやって通された部屋は古い6畳間の和室でした。
隅に積み重ねてあった座布団を引っ張り出すと、
動物の毛がべったり付いている…。
車からコロコロシートを持ってきて、
さっそく部屋中のお掃除タイムとなりました。
リリーも臭いチェックに忙しそう。
戸袋には誰かが置いていった入れ歯洗浄剤が埃をかぶっていました。
トイレは洋式水洗でしたがウォシュレットは無し。
お尻が冷たい便座は久しぶりでした~(笑)
すぐ隣の部屋が共同浴場になっていて、
美観については敢えて触れずにおきますが、
温かいお湯に肩まで浸かれたのは幸せでした。
お布団に防水カバーを被せた途端、
リリーはその上で寝そべってしまいました。
お疲れさんだったね。
古いちゃぶ台を挟んで彼氏さんと向かい合って座ると、
まるで夜逃げしてきた夫婦のよう。
貧しさに負けた~
いいえ、世間に 負けた~♪
こんな歌がぴったりのくたびれっぷりです。
確かに必要最低限の設備のホテルでございましたが、
車中泊を回避できただけ御の字です。
🍵お茶を飲んで一息ついて
最終日のスケジュール会議になりました。
帰りの高速に乗る前にどこかに寄りたいねぇ。
二人してスマホを検索。
すると本日のニュースに
「降雪で白川郷が美しい」と合掌造りの写真が出ていました。
引用元:THE GATE
ここやん!
昨年末まで放映していたドラマ「最愛」の舞台として、
白川郷は大注目のスポットです。
観光客が多くて犬同伴では危ないかもしれないけど…
この雪なら客足も減ってイケるんじゃね?
てことで最後の観光は白川郷に決定しました。
続く