犬と旅したくなって冬の北陸に行ってしまいました(山陽道ドライビングオールナイト編)

2022年1月11日の午前1時に自宅を出発しました。
小雪がちらつく中、関門海峡を渡って山陽道から北陸への旅。

「うわー!忘れ物した!」
と高速道路に入ってさっそく彼氏さんが叫びました。
関門橋を渡ってしまったし、もう後戻りしないよ…

忘れ物のことは考えないようにした彼氏さんにハンドルを任せ、
夜の山陽道をひた走りました。
前日の夕方に布団に入り6時間後に起きたので睡眠不足ではないはず。
それでもヒトは暗いと眠くなるようにできていまして、
サーカディアンリズムに抗えない、というやつ。
私は時々寝落ちしていましたが、
彼氏さんはアヴリルの曲を目覚ましにかっ飛ばしていました。


広島に近づくに連れてトラックが続々と増えてきました。
「こいつらどうしたいんか?」
うつらうつらしていたところ、
彼氏さんから明らかに不機嫌な声が!
ハッと目を開けると、目の前でトラックとトラックが並走しておる。

走行車線も追い越し車線も、
90㎞/hで並走して並走して…ずーーーっと並走。
「抜かれんやないかい!
彼氏さんの怒りがどんどん増していきます。

トラックにはリミッターが付いているので、
後から追い越そうにもスピードが出せない。
走行車線のトラックはそれを知ってか硬い意志でスピードを落とさない。
遊んじょるのかこいつら?

ちょっと! 写真撮っといて!
彼氏さんに頼まれて急いでパチリしたのが下の画像。


追い越し車線にいたトラックです。
社名が書いてありました。
速度遵守車のステッカーもあるねー。
法定速度を守りたいなら走行車線を走ってくれよ。

こちらの怒りも全く気にしない2台。
しばらく並走が続きました。
彼氏さんは不機嫌なままです。
この雰囲気をどうしてくれるんだい。

朝が来て通勤ラッシュの時間に差し掛かりました。
ナビは関西都市圏を選ばずに舞鶴若狭道へ行けと言う。
一旦中国道に入ってから舞鶴若狭道へ。
「そんなら始めから中国道をナビすればいいやんけ!怒怒

トラックにペースを乱された彼氏さん。
機嫌よく旅するタスクが早くも達成困難になってきました💦


続く