犬と旅したくなって冬の北陸に行ってしまいました(一乗谷で千年の神社を参拝編)

遺跡事務所の職員さんに遺跡資料館を紹介されましたが
「先に朝倉氏に関わる神社に行ってみない?」と彼氏さんから提案が。
初めての土地を訪れたらそこを守る神社に挨拶するのが彼氏さんの流儀のようです。
私にはない発想で、へーっと感心しちゃった。

地図を見てみると神社があっちにもこっちにも。
とりあえず一番古い神社にしてみようってことに。


なんと!
安波賀(あばか)春日神社というところは1068年建立!
めちゃめちゃ古いぞ。
文句なく参拝決定。
「一乗谷朝倉氏遺跡」と記している立派な石碑のところで車を降りて、
二人で歩いて行くことにしました。


地図によればここから神社の参道があるはずなのに、
雪が降り注ぐせいか疲れのせいか迷ってしまった。
当てずっぽうで雪の上をずんずん歩いていたら、
民家の庭を勝手に通り抜けていました。
見つかったら不法侵入罪だよ(-_-;)
小声でささやきながらこそこそと石段を登って
ようやく神社が登場しました~!


空に向かって突き刺すように杉の木立が伸びていました。
古い社殿を守っているかのよう。
ちょうど粉雪が舞って木々の間を風だけがザーッ。

静寂に包まれた美しい風景でした。
最近きれいなものを見ると感情がこみ上げて泣けちゃうんです。
ここでも涙で顔がくしゃくしゃに。

賽銭箱に小銭を投げて柏手を鳴らす彼氏さん。
私も「先祖がお世話になっていたかも。ありがとう」と手を合わせました。

続く